2022年もまだまだコロナウィルスに悩まされる飲食業界。
そんな飲食業界を応援したい!という言い訳のもと、どうしても紹介したい!
と思った東京都世田谷区にある「志ら井」についてメニューや店内の様子と併せてご紹介していきます。
三軒茶屋・駒沢大学:老舗そば屋「志ら井」とは
東京都世田谷区野沢にある、おそば屋さん「志ら井」は戦前にオープンしたらしく、昭和39年に開催された東京オリンピックによる商店街合併や、高度経済成長によるチェーン店乱立にも耐えた人気店。
90年近く続いている世田谷の生き字引とも言えます。
食べログやRettyのレビューにも高評価が多く、おそば以外にもタンメンやかつ丼、カレーも人気メニューとなっています。
現在は二代目のお母さんと三代目のご主人(息子さん)で切り盛りしているようです。
田園都市線の三軒茶屋駅から徒歩15分、駒沢大学駅から徒歩10分と地元以外では利用しにくい立地ですが【懐かしい店屋物の味】なのに想像を越えてくる美味しさに遠方からくる常連さんも少なくありません。
これまでも、これからも多くの人に愛され続ける老舗おそば屋さんです。
三軒茶屋・駒沢大学:老舗そば屋「志ら井」の店内とメニュー
世田谷区野沢にある老舗そば屋「志ら井」はマンションの一階に入っている小さなお店です。
外観も昭和の香りを漂わせる雰囲気があるので、オシャレなお店を求めて三軒茶屋に来る人にはまず入る機会はないと思います。もったいないですね。
お店の外にこのサンプルが出ていない時はお休み、定休日は日曜日なのでご注意ください。
サンプルと招き猫の置物が昭和を引き立たせます。
ちなみにメニューはもっと全然多いので油断禁物。
店内はテーブル席のみで4卓程度、もちろん昭和レトロ!
年季が入っていますが掃除が行き届いているので店内は清潔感があって綺麗です。
若者的には「エモい」というんでしょうか…
個人的にとても嬉しいのが、しっかりした浄水器を使ってくれている事。
浄水器に書かれいている通り、とっても美味しいお水です。
メニューが全部美味しいのはこのお水を浸かっているからでしょうか。
右側にいらっしゃるのが二代目のお母さんです。
店内の壁にはメニューがずらり。
「花まき」「おかめ」「かしわ南蛮」のような珍しいメニューもあります。
値段は530円~1300円とリーズナブルでサラリーマンや学生でも気軽に立ち寄れる価格なのが嬉しいですね。
三軒茶屋・駒沢大学:老舗そば屋「志ら井」ランチのかつ丼
写真はかつ丼(850円)になります。
かつ丼にはお漬物とお味噌汁がついてきます。
どちらも手抜き感はなく、満足できる添え物でした。
最近のかつ丼はたまごが半熟過ぎたりするのですが「志ら井」のかつ丼は店屋物として完ぺきな仕上げり、トロトロ過ぎず、固くなり過ぎず、程よくふわとろに固まっていて「THEかつ丼」といった感じです。
食べログなどで高評価がついているかつ丼は評判通り肉厚でした!
嬉しい事に「カツ」や「ツユ」の香りに負けず、しっかり「豚肉」の旨味を感じます。
昔はかつ丼がすごく美味しく感じたんだけど、こんなもんだよな、まぁ美味しいし…
という経験をした事のある昭和生まれの働き世代の皆さん。
みなさんが食べたい「かつ丼」は三軒茶屋にありますよ。
個人的に残念だったのはツユだくだったこと。
※写真は食べ始める前にとったので最初からツユだく状態です。
とても美味しいツユなので、ツユだく好きにはたまりませんが、白米大好き派の人はツユ少な目で注文する事をおすすめします。
これくらいツユだくだと追い白米が欲しい所です。
店内にはご飯大盛で注文している人もいたので大盛も可能なようです。
三軒茶屋・駒沢大学:老舗そば屋「志ら井」ランチのチャーシュー麺
写真はチャーシュー麺(800円)になります。
麺は中細麺で昔ながらの醤油ラーメンなはずですが、こちらも懐かしいはずなのに想像を超えてくる美味しさです。
スープは鶏ガラの醤油ですが、旨味がしっかりとしているさっぱり系。
チャーシューは程よい厚みでパサパサ感はまったくありませんでした。
具にほうれん草が入っているのもポイントです。
子どもの頃にオカモチで持ってきて欲しかったラーメンといった感じ。
ラーメンは好きだけど、最近は家系とか、チェーン店とか次郎インスパイヤばっかりなんだよな…
という平成生まれのラーメン好きのみなさん。
古き良き昭和のラーメンのレベルMAXはここにありますよ。
三軒茶屋・駒沢大学:老舗そば屋「志ら井」まとめ
東京都世田谷区野沢にある老舗そば屋「志ら井」は古き良き昭和レトロを感じさせてくれる歴史あるおそば屋さんです。
「おそば」「ラーメン」「カレー」「丼もの」と品揃え豊富で、食べログやRettyの評判ではどれも満足の声が多い感じ。
中でも「タンメン」「かつ丼」は人気があり「懐かしい味なのに美味い」と評判がよい。
実際に食べてみた感想もレビューと変わらず、昭和生まれには懐かしく、思い出補正された味をそのままグレードアップしてくれたという印象です。
ボリュームも程よく一般男性であればちょうどよい感じで、けっこう食べるカップルなら3品頼むと「少し食べ過ぎたね」となるでしょう。
値段も全体的に良心的な価格なのも嬉しい。
昭和レトロな雰囲気があるので、オシャレなお店しか行かない人には訪れるチャンスのないお店ですが「美味しいモノを食べるのが好き」であれば行く価値のあり。
「志ら井」の○○が食べたい!
と思わせてくれるお店だと思います。
三軒茶屋・駒沢大学:老舗そば屋「志ら井」へのアクセス
三軒茶屋・駒沢大学:老舗そば屋「志ら井」
住所:〒154-0003 東京都世田谷区野沢2丁目33−5 グランドメゾン野沢 電話:03-3421-6455 営業:11時00分~15時00分, 17時00分~19時00分 休み:日曜日
三軒茶屋・駒沢大学:老舗そば屋「志ら井」は三軒茶屋駅から徒歩15分、駒沢大学駅から徒歩10分ほどかかります。